借金解決のヒント集-その2
ここは読者の皆様からの投稿 (但し借金解決のヒントになる有益な書き込みに限る) を掲載しています。
投稿される方は、このページの一番下に投稿用の入り口がありますので、そこからお入りください。 (←多忙でなかなかUPできないので投稿受付をしばらく休止します。)
最終更新日:2004年11月21日 (日) 22:36:35
Sent: Wednesday, October 23, 2002 1:12 AM
Subject: ▲▼▼猫次郎ホームページ/ヒント集2へ投稿します。▼▲▼
> 初めまして猫次郎さん
> HP見て皆さん凄いですね。
> 私は、借金をして逃避している派です。
> 会社を経営していましたが人の良さ(人の見る目が無い)と言う事です。
> 会社ですが不渡りをだしての倒産でした。
> 負債は個人と会社で約7000万です。其れまでの過程ですがまずは融通手形で400万の
> 不渡り弁済と連帯保証の100万の弁済とか手形のパクリ似合い800万持ち逃げされたり
> で資金繰りが厳しくなったことと
> 銀行のうまい話に乗せられて保険の一時払いに入らされ
> 途端に支店長が変わったら2000万の手形割引枠を急に500万に下げられたりしてい
> て、、、、しまいに個人でサラ金、街金、クレジット、やくざの金融、車の融資何で
> も借りれる所は借りましたよ。
> すべて会社の手形決済と人件費と借金の返済だったけどね。
> でも、倒産しましたね。
> お人好し(馬鹿)なもので財産も銀行の積み立てもなし(一応、MCと自宅と借家が
> あった)
> 上手く銀行に取られた感じですね。(メインバンク)ですよ。
> サブバンクは保証協会付なので銀行は被害が無かったみたいです。
> 借金を踏み倒して約10年経ちますが未だに督促が来る会社が数件あります。
> 倒産した時は、自殺も考えましたよ。でも、子供も妻も居て死ぬわけにもいかず親に
> も家族を大事にしろと言われつつ何とか今に至っているしだいです。
> 学歴も無い私ですが手職が有り難とか今まで家族を養いながら来ましたね。一応倒産
> した時は無知で自己破産とか知らなくて数年たってから無料相談に行ったんですが、
> けんもほろろに相談弁護士に逃げたんだから
> 自己破産も無理だねと言われさらに落ち込みましたね。
> もし破産するとしても免責は貰えないよとまで言われましたし費用は約200万位掛か
> ると言われました。(そんなに金があったら倒産しないですんだのに)
> よく聞く話ですが倒産する会社の社長は自己破産の資金はキープして倒産するそうで
> すよ。私は、なにも無かったです。(ポケットに50000円)
> でも、世間では借金が有ると雇ってくれないのが実情ですよ。
> さらに会社に取り立て等(電話も)来たら不景気なのでリストラ対象か
> 解雇ですからね。
> 今は、契約社員制度が多いのがそく解雇できる為だそうです。
> 私ですが今の心境は借金は払えたら払うべしとは思うけど払えない時は開き直りと
> 思っています。
> 差し押さえでも何でもしてくれて感じですね。なにも無いものからは取れないと実感
> しています。
> 私も、引っ掛かったお金を回収するのに奔走しましたが無いものからは取れませんで
> したからね。
> 猫次郎さん
> 長々と愚痴話を書きましたが今の心境です。
> 何か良い方法でも有りましたらお教え下さい。
> T.aより
>
【 ハンドルネーム 「2回戦」さん(東京)からの投稿 2002年冬−2003年秋】

 2回戦さんからの投稿は、「生きるということ」というタイトルで、メルマガに長期連載しています。
今回、それを編集してまとめましたので、ここをクリックしてお読みください。
(猫次郎よりコメント)
2回戦さんは材木屋の長男(後継者)として育てられてきましたが、彼のご両親は、最終的に自己破産という道を選択しました。 また、2回戦さん自身も家業の連帯保証人になり、今でも数千万円の保証債務を抱えています。(彼自身は破産せず別の方法で再起を図っています。) 彼のご両親が自己破産したことは私も正解だったと思いますし(みなさん誤解していますが、自己破産は返済不能になった人を「救済」するためにあるのです。罰するためにあるのではありません。)、また、2回戦さん自身は破産を選ばなかったというのも、ある意味、正解だったと思います。 なかなか面白い話ですので、是非お読みください。(2003年9月23日、 猫次郎より)
【 匿名さんからの投稿 2003年9月 】

 サラ金で総額350万円の借り入れを裁判所で特別調停の受け付けを拒否されました。
 それも、金利が高いのをわかって、借りといて、、、都合よすぎる、、、とのことです。
 又、車のローン 390万で残債78万で力つき、裁判所での調停となりました。 しかしながら、車の名義はローン会社のもので、今、その車は、ありません。 ローン会社の言い分は、車がない場合は、刑事事件で、分割には、応じられないとの事です。
どうすれば。
(猫次郎よりコメント)
ここは質問コーナーではなく、読者の皆様に役立つ情報の投稿をお待ちするものでありますが、今回はあえて回答させていただきます。
  1. 特別調停ではなく、特定調停(とくていちょうてい)です。わりと重要なことですので覚えておいてください。
  2. 350万円で調停受付を拒否されたということは、考えられる一番の理由は、「350万円を利息制限法に引き直しても、将来利息を0%にカットしても、あなたの収入では、3−4年間の分割払いで返していくことはできないだろう」 と判断されたからではないでしょうか? または、たまにあることですが、調停委員や書記官があまりにもクレサラの特定調停に理解のない人で、返済能力があるにもかかわらず門前払いする場合もあります。 あなたの場合は前者も後者もどちらも考えられそうですね。
  3. 車のローンは、「刑事事件にする」と言われることがしばしばありますが、実際は返済意思があることを示せば、たとえ一括で払えなくても、民事訴訟を起こされて分割払い和解となるケースがほとんどだと思います。 あるいは先手を打ってあなたのほうから特定調停などを申し立てて分割払いの和解を求めるとか。
  4. どちらにしても、頂いた内容だけでは、「相談」としてはあまりにも情報不足なので的確なアドバイスができません。 一番大事なのは、借金の内訳やお仕事の収入などの「全体像」を専門家に話し、そのうえで、債務整理方法として「調停」がいいか、それとも「個人民事再生」のほうがいいか、それとも「破産」のほうがいいか、それとも法的整理をあえてしないで「返さず放置」のようなイバラの道を選ぶか・・・など、ご本人の意向に合った選択肢を探るのが最初のステップです。
【2003年9月 匿名さん(主婦)からの投稿】

 はじめまして。
 昨年の初め頃 猫次郎さんのホームページを見て、自転車操業をしていた私は、債務整理を考えました。
 誰にも相談できません。どうしようかととても悩み、猫次郎ホームページを見ながら、はじめてみる事にいたしました。
 自分の多重債務の多さにびっくりして、公的に相談できそうな所を探したり、電話帳で調べたり、いたしました。 電話帳やインターネットで調べて、弁護士事務所にもあっちこっちと電話をしたのですが、どこも話を聞いてもくれませんでした。 やっと耳を傾けてくださったのが、司法書士の電話相談の方でした。 その方から教えていただいた、地元の司法書士の事務所へ電話をして 面談の約束を・・・ そこで教えていただいたのは、目の前にある、簡易裁判所への行き方だけでした。
 裁判所では自分で特定調停の申告をしました。
 サラ金・信販系10社450万円を超えていました。
 何とか利息制限法に基づく利息の引き直しで390万となりました。
 調停に来た業者は1社だけ、後は、電話での話し合いとなりました。
 ただ、この金額です、返済も大変になります。当初の返済予定額を2万円も超え88000円に、1年後には、107000円にもなってしまいました。 調停の終わり頃に、調停人の方に金額が多くなってしまって大変だと言ったら、「これだけにしてやったのだから」 と吐き捨てるように言われました。
 1年が過ぎ、返済額が増えた事で、今また大変なことになりそうです。
 主人の給与も下がり目先だけで 調停をしてしまった事を今は少し後悔しています。
 いまだに家族は、私が借金の返済で四苦八苦しているのを知りません。
 義母は、旅行に主人は飲み会に、子どもは、自由気ままに 生活を続けています。
 猫次郎さんのホームページのお陰でここまでこれました。
 あと2年と少しで完済は出来るでしょう。その日までは・・・

神奈川県在住 43才 主婦
(猫次郎よりコメント)
特定調停で返済額を決定した後でも、事情が変わって返済が苦しくなったことを債権者に告げれば、意外と臨機応変に対応してくれますよ。 頑なに「ダメです。強制執行します」 と言ってくる担当者もいますが、kaeさんの場合主婦ですので、預金や給与の差押さえをしても債権者にとって実質的なメリットは何もないと思われますので、実際には口で言うだけでやってこない可能性のほうが高いと思います。 自分の生活を守るためにも、粘り強く頼み込んでみてください。 (私も調停後にずいぶん条件変更をしました。だいたい上手くいきましたよ。)
【 匿名さんからの投稿 2003年8月 】

 はじめまして、私は多重債務をして支払いが出来ず1年近く支払いも連絡も業者にしておりません。
 裁判所の出頭も行かずにいたら、今日金融業者が勤務先に取り立てにきました。
 私は、最近猫次郎さんのこのホームページなどで、債権者の勤務先を訪問し不利になるような言動をとることは、禁じられていると知ったので、それを相手に伝えて、一応携帯で会社内に入っている所を写真でとっておきました。明日、その上司から連絡をするということになったのですが、どのように対処すればよいのでしょうか?お教えください。お願いします。

28歳会社員
(猫次郎よりコメント)
これも「投稿」というよりは「相談」ですので、この場でお答えするのもどうかと思いましたが、あえてお答えします。
まず、法外な取立てに該当するかどうかは、監督官庁(大手消費者金融やカード会社なら財務局、地元の街金なら都道府県庁貸金業課)へ苦情の電話を入れてみてください。 違法性があるかどうかや、ガイドラインに反しているかどうかなどを判断してくれますから。
しかし本当の問題は、1年間も返済と連絡をしていないことですね。
徹底的に逃げ切るのか、それとも積極的に債務整理するのか、今からでも遅くありませんので方針を固められることをおすすめします。
ま、1年も放置していたのなら、かなりの債権者が内部で貸倒償却を済ませている可能性もあるので、こちらからは何も働きかけず、出てきた相手にだけ応対するという方法もあるかもしれませんね。 どんな境遇におかれていても、選択肢はいくつもあるものですよ。
【 2002年8月某日 「りょんこ」様(司法書士事務所勤務)からの投稿 】

 はじめまして。
 私は司法書士事務所に勤務しているものです(事務をしています)。
 仕事柄多重債務の方がお客様として訪れる事も多く興味深く読ませて頂きました。

 うちの事務所は所長(本職)1名、事務員2名という小さな事務所ですが、所長が消費者関連(主に破産・個人再生・調停)にかなり力を入れています。 電話帳に「多重債務を解決して新しい生活を!」と広告を載せた所、本当に信じられないくらい毎日相談の電話がかかってきます。 (広告料には30万円もかかったのですがものすごい効果です(笑)) また、すでにうちの事務所を通して手続きをした方の口コミで、どんどんと相談の方が来ています。 それだけ需要が多いと言う事に驚いています。

 所長が言うには「多重債務を負っている方はほとんど真面目な方ばかり」だということです。
実際、破産・調停を申し立てた方はほとんどが突発的な事情(リストラ・転職・病気・離婚・事業の失敗等)により借金をせざるをえない状況で、また、ちゃんと返済しようとするあまり、別の消費者金融などから借金・・・という方がほとんどなのです。ギャンブルや遊興費に使ってしまった・・・という方が思ったよりも全然少ないのに私自身も驚きました。

 特定調停のことはたくさんの方が投稿されているようですが、知らない方が多く、弁護士のいわれるままに破産や任意整理を選ぶ方もいるようなので、もっと多くの方が申し立てするといいのに、と思います。 うちの事務所では100万単位のお金が戻った方もいました!

 また、猫次郎さんは全て自分で調停申し立てされたようですが、わからない時は裁判所や司法書士・弁護士など専門家に聞くというのが重要だと思います。 もっと早く相談に来ていれば破産をせずに済んだという方も結構いるものです。

 意外と司法書士も申し立て書類を作成できるということを知らない方が多く、何でも「弁護士に相談」→「費用(相談・報酬)が高い」→「断念」というパターンが出来ていることが歯がゆいです。 (また、弁護士自体が消費者関連は「安い」仕事なので軽視している傾向もあるように思います)

 ながながとスミマセンでした(゜ー゜;Aアセアセ
また続編を楽しみにしております。

りょんこ より
(猫次郎よりコメント)
司法書士さんも、最近の法改正により活動領域がグッと広がり、たとえば簡易裁判所で扱う事件(例:訴額90万以下のサラ金訴訟など)では弁護士と同じように代理人として出廷できるようになりました。喜ばしいことですね。 私は以前から何度も言っていますが、わが国では現在、破産予備軍の多重債務者が推定100万人とも300万人とも500万人とも言われており、現実に自己破産者は12万人、14万人、15万人・・・と年々増加しています。 これに対して、弁護士の数は全国で約1万8千人しかいません。 よくサラ金対策の本に、「まず弁護士へ相談を」などと書かれていますが、数字を見てもわかるとおり圧倒的に足りませんし、親身になって相談を聞いてくれる弁護士となると、これまた探すのが大変なのが現状です。 また弁護士以外の借金問題に強い専門家も圧倒的に不足しています。 クオリティも決して高くありません。 全体的にいい加減なところや怪しいところが目立ちます。 今、多くの多重債務者が(あるいは社会が)必要としているのは、資格云々は抜きにして、「質が高くて、敷居が低い、借金相談のプロ」 だと思います。 司法書士さんはその筆頭候補だと思います。 司法書士さんも元々は登記の仕事のほうが多くて、クレサラ関連に強い司法書士はまだまだ多くないと聞いたことがありますが、りょんこ様の事務所のようなところが率先して啓蒙活動して、質の高い専門家の育成をしてくれたらいいなァ〜と心から思います。
【 2002年3月某日 「M男」様からの投稿 − 商工ローン不当利得返還請求(過払い返還請求) 】

 経験談として参考になればと思い投稿しました。
 私はA県で建設業を営んでいるものです。

 不況で売り上げが落ちている中、先月(二月)には、とうとう1回目の不渡りを出してしまいました(システム金融にはまってしまいました)。
その日から支払い催促(9件)の電話がひっきりなしに掛かってきて、半分ノイローゼ気味でした。
 なんとか少しずつお金を工面しながら、(親戚筋等から借りて) 2月中には解決したのです。
 ところがです。2月27日 日本信用保証(日栄の子会社)が残債務610万円を一括返済しろと訪ねてきたのです。聞けば不渡りを出した業者は一括返済することに契約は成っているとのこと。(寝耳に水)
しかし、昨日は60万の手形を書き換えいつもの取り引きだったはず(実は不渡り出した旨日栄の支店に電話してあったのだが、別に何ともないようなことを言っていた)。
 とにかく半分でも用意してくれたら、残額は考えてもいい。明日返事をくれ。 と言って帰る。
相談するも何も、不渡りの整理で借りられるところは全て借りている。 まとまった金は準備出来ない旨、翌28日電話する。法的手段に出ると言っていた。
 夕方、電話がくる。うちの会社では100万単位でしかやらないが、特別50万〜60万の分割にしてやってもいい。明日返事をくれ。といってきた。
 この日、司法書士に相談して調停の申込に傾いていたが、一晩考えてみる。
 3月1日、50万でも無理ということと調停の申請のこと言う。3月11日の手形は取り立てるかもしれないと脅しを掛けられる(200万の手形)。

 日栄の借入:平成3年200万の借入から継続していて、毎月のように利息分と元金の手形の決済をしていた。(元金分は書き換えとなる。)

 この日から日栄の資料整理が始まる(項目ごと)。
 3月4日、やっと資料整理つき司法書士へ持って行く。過払いになるのではと言っていた。
 3月5日、利息制限法に計算するとなんと1,000万も過払いの結果が。
 債務がないだけでも助かるのに、こんなに過払いがあるとは、もっと早く分かれば、不渡りなどなっかたろうにと、後の祭りである。

 不当利得金返還請求調停として、簡易裁判所に郵送してもらう。このとき、手形取り立て禁止命令書の申立書も出す(3月11日の手形取立が心配)。
 この日、手形の取り立てをしないよう御願いの文章を日栄へ郵送。

 3月6日、司法書士を通して、簡易裁判所で、調停申立書受理の報告受ける。
 手形取り立て禁止(調停前の事前措置)命令も明日に出そうなので、ひと安心。
 本日も、日栄支店と本社宛、手形取り立てしないよう文章を郵送する。
 3月7日、手形取り立て禁止命令発令の報を受ける。速達なので、明日には日栄支店に届くだろう。早速、日栄支店と本店に発令した旨と、手形取り立てしないよう
 要請書としてFAXと郵送(速達)する。

 3月8日、午前中銀行にはすでに3月11日付けの手形がU銀行とY銀行の裏書きで回ってきていた。命令書はまだ届いていない。焦る。昼近く日栄支店に命令書が届いたのを確認。 命令書に従うのか確認したところ、ここでは判断できないので、2月27日訪ねてきた日本信用保証の社員に言ってくれと言われる。面倒なことになるとみんな日本信用保証になるらしい。午後ようやくその社員と連絡が取れる。命令書に従う旨確約を取る。その際、毎日郵送していた文章で、脅迫じみて非常に不愉快な思いをしていると言われた。

 必死の思いで書いた文章の一部。
「全国の昨今の判決例などインターネット等を通じて情報が入ってきておりますが、当方としては、話し合いの解決を望み調停の道を選択したのです。一部上場企業としての貴社の節度のある行動を御願いします。」

 こちらの連絡、郵送物は全てこの社員に集められるらしい。
 ちなみに、調停には調停専門の社員が来るらしい。

 つづく また、新しい展開があれば投稿します。

M男より
(猫次郎よりコメント)
投稿ありがとうございます。ほぼ原文のまま掲載させていただきました。 平成12年6月までは出資法上限金利が40.004%でしたから、平成3年から12年までは40%近い金利を払い続けていたんでしょうね。 だとすると、過払いも相当な金額になりますね。 ひとくちに借金返済といっても、元金は「返す」ですが、金利は「払う」です。 この2つは明確に区別すべきです。 M男さんの場合、計算上、「返す」ことはとっくの昔に終わっていて、しかも、「払う」ものについても、計算上は、法定金利分はとっくの昔に払い終わり、グレーゾーン分だけが残っている状態なわけですから、これは裁判所で白黒はっきりつけるべきですよね。 判決しだいでは、グレーゾーン分は払う義務なしと認められて、今まで払いすぎていた分が戻ってきますからね。続編楽しみにしています。
【2001年10月某日 T.U.様(作家)から頂いたメールです (一部抜粋)】

 猫次郎のホームページは、おもしろく読ませていただきました。
体験がベースにあるので説得力がありました。
借金地獄・多重債務から脱出する方法もさることながら、背後にある人間観察がおもしろく読めました。

 負の人生から積極的に脱出を図ろうとする意欲の前に、不可能なことはない、といった心意気と信念のようなものを感じました。
地獄を一度経験すると、人間は強くなるのだと思います。

 借金体質と貯金体質の性格類型は、なるほどと感心しました。
借金体質が、真面目、好奇心旺盛、計画性なし、見栄ぱっぱり、楽観的とありますが、その中で、真面目というのに注目しました。

 フランスの18世紀の文豪バルザックが大の借金家でしたが、まさにこんな体質だったのです。
(以下略)
(猫次郎よりコメント)
貴重なコメントありがとうございました。 借金体質の人と貯金体質の人は、人間のタイプとしては対極にあると思いますが、どちらが幸せでどちらが不幸とは言い切れないと思います。 これを読んでいる借金体質の方も、自分を極端に卑下することはありません。 悪い部分だけ直せばよいのです。 堂々と生きていきましょう。
【2001年9月某日 匿名希望さん(50代女性)からの投稿 】
(カード債務90万円 → ゼロで和解した話)


 「私は30年前に夫と別れ、以来、小さな雑貨屋を営みながら2人の子供を育ててきました。
女性経営者というのは全く金融機関から相手にされないもので、銀行からの借入はほとんど したことがありません。
資金繰りのために、慢性的にクレジットカードのキャッシングを 繰り返していました。

 いろいろな事情が重なり、昨年の暮れに、とうとうカードの返済ができなくなりました。 銀行系クレジットカード3枚です。 いずれも昭和40年代からキャッシングを繰り返していた ものばかりです。金額は合計約200万円ほどになります。

 今年に入ってから、週に1‐2回ほどの頻度で督促状が来るようになり、それでも返済できな かったものですから文面がしだいに厳しくなり、2月頃からは内容証明や法的手続き着手通知 なるものが届くようになりました。 こうして、だんだん精神的に追い詰められて、いよいよサラ金に手を出そうかと思い悩んで いきました。

 そんなある日、息子がインターネットで猫次郎さんのホームページを見つけて、私に見せて くれました。 以来、私は猫次郎さんにいろいろな対処法を教えていただきました。

 3月のある日、裁判所から1通の封書が送られてきました。 銀行系クレジットカード会社から の支払督促です。内容は、キャッシング、ショッピング代金計90万円を即座に払え、という ものでした。 ご丁寧に、過去1年間のカード利用明細や、最初に契約した年月日なども添え られていました。(2年前以前の古い取引明細は記載されていませんでしたけど)

 これに対して、私は猫次郎さんに教えられたとおり、すぐに裁判所に答弁書を返信しました。 内容はごく簡単に、「過去の取引開始日から現在に至るまでのすべての取引分を、利息制限法 に引きなおして、過払い分を元本に充当してほしい」 というようなことだけを買いて裁判所に 送りました。

 私は昭和46年から約30年間ほぼ慢性的にキャッシングを続けており、その金利は 年利21‐30%でしたので、猫次郎さんの概算では、利息制限法に引き直せば完全に過払いに なる、それも過払い金額は半端じゃないだろうとのことでした。

 答弁書は効果てきめんでした。 カード会社は裁判になれば不利になると判断したのでしょう、 翌々週、訴訟取り下げの通知がきました。 しかし、私はこれに応じず、訴訟を続行してもらいました。 その結果、カード会社は裁判に欠席し、代わりに文書で、貸し借りゼロで和解したい との申し出をしてきました。 私はそれに応じ、その結果、90万円の債務はゼロで和解するこ とになりました。 そのとき、裁判所の方から「過払い返還訴訟もできますよ」と親切に教えてもらいましたが、 借りた私にも責任がありますし、ゼロにしてもらえただけでいいと思い、和解に応じました。

 残りの2社も現在同じような感じで、支払督促の訴訟が届いてきて、私はそれに対して利息制限法を主張する簡単な文面を裁判所に返信しただけで、最終的には向こうからゼロ和解を求めてきました。 いずれも昭和40年代から借りているところなので、がっぽり利益を取っているんですものね。

 おかげさまで、今は借金ゼロになりました。

(中略)
 以前の私は、たとえ金利20%でも30%でも、それを承知で借りた私が悪いのだから、 そのとおりに返すべきだと思っていました。 しかし猫次郎さんに出会ってから、徐々に 考え方が変わり、業者への義理よりも自分の生活優先に考えるようになり、次第に図太く なっていきました。 また裁判所での業者とのやりとりを見てつくづく感じたのは、業者は 法的手続きを取り立ての脅しの道具に使っているにすぎないこと、利息制限法を越える金利は 裁判所では認められない(違法?)であることを承知の上で、高い金利で貸し付けていること 、そして、債務者が利息制限法を主張して、もし再計算で過払いが生じると、すぐに裁判所 から逃げようとすること。 これがサラ金ではなく、老舗の銀行系カード会社なのですから 呆れます。 借りた自分が悪いのは承知ですが、このようなやり口を当たり前のようにしている貸金業者 には断固戦うべきです。 借りたものを返すのは当たり前ですけど、利息制限法ギリギリの 分だけ払えばそれで十分じゃないですか? (以下略)
(猫次郎よりコメント)
匿名さん、投稿ありがとうございました。 一気に楽になれてよかったですね。

(注)利息制限法の上限金利は、10万円未満20%、10万円以上100万円未満18%、 100万円以上15%までと定められています。例えば50万借りている人なら上限は18%です。 しかしこれは罰則規定が無いので、ほとんどのカード会社が無視しているのが現状です。 カード会社が気にしているのは出資法の上限金利29.2%です。 これは罰則が厳しいので、よほど悪質なところでもない限り守っていますが…。
【2001年9月某日 大阪の匿名希望さん(大手サラ金会社勤務) からの投稿】
(サラ金の裏事情)


 「私は大手消費者金融会社に勤務している者ですが、業界の実情をお伝えしたいと思います。

 昨今乱立している自動契約機で新規契約できる件数ってどのくらいだか知っていますか?
最近では大手5社でも1日2件獲得がいいところです。 2‐3年前と比べるとはるかに落ち込んでいます。
また、新規顧客が伸び悩んでいる分、既存客への貸し出し限度枠をどんどん上げる傾向に あり、もはや既存客は無審査状態に近いものがあります。

 理由は、来店客の減少もありますが、多重債務の人が多くなってきており、せっかく申し込ん で頂いても断わらざるを得ない場合が増えてきているのが大きいです。

 貸金業者は貸してナンボ、貸付残高が他業種の売上高に相当しますから、新規顧客が伸び悩ん だら、危なっかしい既存客に限度ぎりぎりまで貸すしかありません。
こうして、多重債務者に支えられて業績が伸びているのが現在の消費者金融業界の実情です。

 しかし、多重債務者がいつまでも高い利息を払い続けられるとは思えません。 じわじわと、破綻が近づいてきます。
 例えば、消費者金融4社から合計200万借りている人は、利息だけで毎月45000円ぐらいに なります。もともとお金がないから消費者金融でキャッシングしているのに、45000円もの 利息をいつまでも払えるわけがありません。あっという間に苦しくなり、また中小のサラ金 あたりをつまんで延命措置を取るのがよくあるパターンです。そしてそれも限界に達し、 いずれは破産します。 こういう顧客が、かなりの割合で存在します。

 今はまだそれが大きく表面化していませんけど、全国の自己破産件数が98年10万人、99年 12万人、2000年14万人と激増しているのを見ると、いずれその皺寄せが消費者金融業界にも 来るのではないかと懸念しています。 まだあと1‐2年の間は、大手5社は貸出額(売上高)を上げて、最高益を更新できると思いま すが、自己破産者がこれからますます爆発的に増えたときのダメージは大きいと思います。

 今は笑いが止まらない消費者金融業界ですが、意外とあっさり崩れ去る日がやってくるかも しれません。
(猫次郎よりコメント)
Uさんありがとうございました。また裏情報おねがいしますね。(笑)
【 2001年7月31日 Hさんからの投稿 】

 はじめまして、私は建築業(内装)を営む33歳ですが、
私の場合は妻が私に内緒で大手消費者金融10社から約300万円の借入をしていました。

 8年ほど前に10万円から始まったこの借金は、返済のための新たな借入の繰り返しや、
悪質な紹介屋の勧誘に乗ってしまい、去年の暮れには300万円にまでなり、
さらに借金の払えない妻は街金の紹介される悪質な弁護士に債務整理を依頼してしまったのです・・・
 今年の初め、東京簡裁から出頭命令?なるものが届き、中を見ると消費者金融○○○○から妻が訴えられているという内容が書いてあり、妻の借金の事を知りました。 この後よりこの債務に関しての窓口を全て私が仕切り、弁護士も解任し、特定調停の場で利息制限法に基づく利息の引き直しと将来利息無しでの和解が成立し、毎月の支払いも以前の半分以下になりました。

 自分で言うのもなんですが、私は借金をすることが大嫌いで、もちろん車などの高額な買い物をするときなどはどうしてもローンのお世話になりますが、キチンとした返済を立て無理な返済は絶対しない事を心がけています。今回の件については当初借りた妻の責任は私の責任と言う事で、私が代わりに返済しようかと思ったのですが、私の収入も減っていた事と、返済能力のない妻に過剰に融資をした業者の事を考慮して特定調停の場で話し合いました。

 もし、私の体験談が今後多重債務で苦しむ人の助けになるならば全てを公表しても良いのですが・・・

 私は今回の件でサラリーマンをやめざるえなかったし、回りにも少なからず内緒で、とは行きませんでした。「あいつの母ちゃんはサラ金で借金をして・・・」なんていわれていたでしょうけど(笑)

 そんなうわさが広まったせいか最近私に相談しに来る方が何人か来るようになりました、みんな多重債務で苦しんでいる人で、また破産はしたくないとの事。私もまだわからないことがたくさんあるので色々教えてもらえれば・・・と思ったのですが、まだ借金を払っている途中で余力がありません。何卒よろしくお願いします。
(猫次郎よりコメント)
安易に奥さんの肩代わりをせず、一緒に特定調停の場に出られたという、その姿勢は大変立派だと思います。
私は今までに、安易に家族に借金の肩代わりをしてもらって、その後も懲りずに借金を繰り返してしまう人を何人も見てきました。
時と場合にもよりますが、家族の誰かが借金に苦しんでいたら、安易にお金で片付けようとせず、本人を中心にして、家族で一緒に借金解決の方法を考えてあげるのがベストだと私は思います。

ところで、「サラリーマンを辞めざるをえなくなった」とのことですが、前職は役所などのお堅い職場だったのでしょうか? 最近はこういう話をだんだん聞かなくなってきました。 今でも一部の銀行や大手生保などは、社員がサラ金をつまんでいることが発覚すると左遷してしまうらしいですが、一般の上場企業や役所などでは、サラ金つまんでいる人なんて全く珍しくないですよ。 一部上場企業や市役所・県庁クラスでも、今では10人に1−2人はサラ金から借りているのではないでしょうか? 公務員で自己破産する人も多いと聞きます。 なにしろサラ金系の個人情報機関に1800万人も登録されている時代ですから、もはや不思議ではありませんね。 私のところに相談にくる人の中にも、上場企業の管理職や国家公務員、医師、教員、議員、税理士、○○士など、お堅い職業の方がかなりたくさんいます。
【 2001年1月26日 匿名希望さん(女性)からの投稿 】

 私は○年前に自己破産し、現在はある事業者金融でパートでアポインターをしています。
 なぜ金融を選んだかというと、金貸しの裏側に興味があったからです。

 実際仕事はいらないって言ってるところにしつこい位に何度も電話する事です。他の金融も銀行も同じ事やってるので、たまたま需要があった時そこに掛けた会社が契約を取れるということらしいです。掛けてる方もストレス溜まりますが事業やってる人はもっと可哀相そう。1日何十本というデンワやらDMやらが送られてくるのですよ。ノイローゼになると思う。私はハッキリ言ってこんな営業電話ストーカーと何が違うのかと思います。迷惑がられて嫌われてるだけじゃん。需要がある人にはありがたいだろうけど。

 でも営業さんが言うには何度も断る会社はまともな会社(需要があったとき貸付できる先)という判断基準になるんだそうです。(もちろん審査はしますが)
 まあ、実際顧客から申込みを受けないとその会社の信用情報は検索してはいけないという貸金融業協会の掟があるので実際のところは分かりませんけどね。
 掟を破ると協会から締め出されてしまう=信用情報が検索出来ないので徹底して守らなければいけないのです。(実際日栄は締め出されました)

 HPを読んでいて一番エキサイトしたのは上限金利法に基づくラインの引きなおしについてです。
 実はコレ貸す側から行ってはいけないとは思うのですが、合法で借金をチャラに出来ておまけに払いすぎた分戻ってくるかもしれないという、とってもお得な話なのですが、知らない人が多すぎるのです。
 特に去年の6月以前に借金した人。(以前は上限金利40%。今は29.2%)
 借り換えるか上限金利法に基づくラインの引きなおしをすればその可能性大。

 かくいう私も何も知らないで、今から思えば破産レベルではないのに、弁護士に勧められるまま破産してしまった一人でした。

 借金が返せないと恐い人たちが押しかけてきて、恐ろしい目に会うと思っている人もいっぱいいます。(私もそうでした)実際日栄はやっていたようですが・・・
 この会社のおかげでどれだけ誤解され、迷惑をこうむっているか!!

 でも実際はそんな法律に触れるようなことはしません。営業出来なくなるからです。
弁護士が介入してきた案件は、もうどうにもならないので示談に応じるしかないのです。そんなものに構っている位なら次の新規を追えといわれています。
 あっさりしたものです。”所詮自分の金じゃないしな”と他の人も言います。
 確かに。
 内情を明かせば、うちの営業所でも月に数件は、弁護士が介入してきます。
 去年○○億円あった貸付残高も1月現在には大幅減になりました。
 (中略)

 ○年前、債務者の一人が返済出来ずに自殺したそうです。コワイ〜
 (言っときますが自殺で保険は降りないし、うちが強制したわけでもありません)
 そしてその写真を家族の誰かが会社に送ってきたそうです。
 私はその人に一言いたい!
 お金を貸してくださいといわれ、返す約束で貸したのに、自殺されたうえ、そんな写真を見せられた人がどんな気持ちになるのか考えないのでしょうか?
 まさに逆恨み。
 ”お前んとこが金を貸したからこんなことになったんだ”ということですか?

 私は素人考えかもしれませんが、なぜ自殺を選ぶのだろう?と思ってしまうのです。
 弁護士に頼むなり、債務整理するなりいくらでも方法はあるのになぜ?
 会社を潰したり、破産したりするのは死ぬより辛い事なのかなぁ?
 建設会社の社長なんか奥さんに名義変更して会社やってる人も結構いるのに。
 死んだ人が守りたかったものは何だろう?面子?

 返せないほど借金持ってる人にいいたい!
 勇気と知恵と希望をもって人生やりなおしてほしい!!
 死んでまで金融に操を立てなくていいって!!
 返せんもんは使用がないでしょ。なるべく返してほしいけど。
 金融はね、次のお客見つけるから気にしないで!(※ 破産を促してるわけではありません)
「ヒント集」目次へ戻る
トップページへ戻る
Copyright(C) 2001-2007, Nekojiro Yoshida, All Rights Reserved. since Jan/10/2001