【「自力で」借金を解決することの重要性】

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一度破産や債務整理などを経験したことがある人が、また同じ過ちを繰り返すこと がよくある。 一度痛い目に遭っているハズなのに、また懲りずに借金を重ねて しまう。 なぜでしょう?
私の知人の中にもそういう人が何人か存在するが、彼らに共通して言える事は、「すぐ他人に頼る」こと。例えば、債務整理は全部弁護士に任せっき りだったとか、借金を誰かに肩代わりしてもらったとか。 こういう人は自分が何故 借金を抱えてしまったのか、その根本的な原因がわかっていないまま誰かに尻ぬぐい してもらっているので、結局あまり懲りていない。だから同じ過ちを繰り返す・・・。
同じ過ちを繰り返さない為にも、自分の借金は(できるかぎり)自分で対策をよく勉強し、自分で決着をつけることをおすすめする。 多少(かなり?)苦労しますが、後々のことを考えると、これは絶対 やったほうがいい。
自分で借金解決しようとすることのメリットは、
1,もし弁護士に依頼することに なったとしても、弁護士さんに依頼内容がスンナリ伝わり、弁護士側としても非常に仕事がしやすい。
2, 弁護士の良し悪しというか、得手不得手のようなものがわかるので、弁護士の選択を誤らない。(悪徳弁護士に引っかかることも無い)
3,自分から、たとえば弁護士さんに「自分は利息制限法で戦いたい」とか「債務不存在で借金ゼロにできませんか?」とか言えるくらいの知恵がついてくるので、やりようによっては、後々で何百万〜何千万円もの差がつく場合だって有り得る。
4,そもそも弁護士に頼らなくても、自力でできる借金解決法はいっぱいある。
5,もうバカな借金はしないだけの知恵が身につき、同じ過ちを繰り返さない。

・・・など、計り知れないほどのメリットがある。 逆に、他力本願で何も知らないまま弁護士に債務整理を依頼した場合、最悪の場合は悪徳弁護士に引っかかって骨の髄までしゃぶり尽くされたり、あるいはそこまでいかなくても、破産する必要のないレベルなのに破産をすすめられたり、そういうことも よくあるので、まずは自分で債務解決する努力をしてみよう。
また、読者の方からよく 「息子の借金をどうにかしたい」とか、「妻の借金を肩代わりして・・」という相談を受けるが、これも賛成できません。 本人が本当に懲りて反省し、「自分で何とかしなければ・・・!」 という気持ちにならないかぎり、また同じ過ちを繰り返してしまう。 これは大事な事!(メールマガジン 第3号より抜粋)

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