【広告にダマされるな!】

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スポーツ新聞やパチンコ雑誌、週刊誌、それにレディースコミック。 これらの誌面には、無数の貸金業者の広告が掲載されている。 今回は、これらの広告の簡単な見分け方(基本編)を伝授。

1.登録番号
「都(1)-XXXXX」というのは、東京都(庁)の貸金業課に登録した番号の事、都(1)xxxxxはまだ登録して3年未満のホヤホヤ。 都(2)xxxxxは3年おきの登録を1回更新したので、3年以上経っている。 このカッコ内の数字が大きいほど登録年月が長いので、安心度が高いといえる。 しかし、中にはウソの登録番号を書いていたりする場合も多い ので要注意。 これら都道府県知事登録の業者は比較的小規模の所が多い。 「関東財務局(6)XXXXX」など、財務局レベルになると、比較的大手が多い。 ちなみに東京で は、都(1)クラスはほとんどが違法金利(10日で1-3割の利息)を取っているといわれている。 (実際私が昔ヒドイ目に遭ったところは全て都(1)で、中には都(6)もいた。)

2.「電話1本で100万円即融資」
こういう宣伝文句を使っている所は、紹介屋(他の金融業者へ借りにいかせて紹介料をぼったくるところ)や、買取屋(クレジットカードを持参させて、ショッピング限度枠いっぱいに買い物をさせ、それを安く換金させる業者)、トイチ(10日で1割の利息) 、トサン(10日で3割)などが多い。 甘い言葉に誘われて一度申込みに行ったら最後、 骨の髄までしゃぶり尽くされる。 申込みするだけでもダメ。 申込書に書いたデータが名簿屋に売られて、その後アヤシイDMが山のようにくることも多い。

3.「独自審査」
確かに独自な審査だ(笑)。 ブラックリストに載っていても、 破産歴があっても平気で貸すところが多い。 そのかわり、利息は超法外。 回収の手口もものすごくコワイ。 しかも実際に貸し付ける金額はごくわずかで、仲間の系列会社に何軒も貸すように仕向ける。

4.「低利一本化」
真っ赤なウソ。 ただの誘い文句。 実際申し込みに行ったら、 切羽詰まった申込者の弱みにつけこんで、どえらい高金利をつけられる。あるいは紹介屋。

他にもいろいろ書きたいことがありますが、今日はこのへんで。
(メールマガジン第4号より抜粋)

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