福岡県のKさん(議員秘書)より。
「連帯保証人制度について、熟読させて頂きました。
猫次郎さん、よくぞここまで書いてくれました。 私は久々に胸が熱くなるような文章を読んだ気がします。
日本人の誰もが何とも不思議に思っていない連帯保証人制度ですが、猫次郎さんのおっしゃるとおり、まさしく前時代的、封建的な悪法だと思います。 江戸時代の5人組の名残りがそのまま残っている、個人と法人をゴッチャにした矛盾だらけの制度です。
中には「連帯保証人を付けないと危なっかしくて貸せるわけがないじゃないか」 という金融マンの声もありそうですけど、私は全く逆だと思います。 金融業者がリスクというものをもっとしっかりと認識して、査定を厳しくして、金利や担保の種類などをもっと幅広いフレキシブルなものにすれば、連帯保証人なんか取らなくてもじゅうぶん商売になります。 連帯保証人を撤廃しようと思えば、どこの金融機関も必ずできるはずです。 そして、もし連帯保証人を全く取らない銀行が出現したら、世間から多大な評価が得られ、業績も大幅にアップすることでしょう。
また、猫次郎さんのいう 『連帯保証人制度が無くなれば、起業と廃業の新陳代謝が早くなり、日本経済が根底から湧き上がるように活性化する』 という点にはまったく共感、読んでいて目の醒める思いをしました。
日本では、起業も廃業も大変勇気が要ります。 なぜなら、他人に迷惑をかけるからです。
起業のときには、開業資金を自己資金だけで捻出できる人は稀で、ほとんどの人が連帯保証人をつけて国民金融公庫や信用金庫から多額の資金を借ります。 これは簡単なことではありません。 また廃業も勇気が要ります。本来、いくら努力しても赤字が続くようなら、さっさと会社を整理して、一旦全てをリセットしてから新しい事業を再構築するのが一番効率のいい方法です。 そうすれば、過去の失敗が成功の糧となり、まったく新しい気持ちで新規事業に臨めます。しかし、連帯保証人制度でがんじがらめにされていると、そう簡単にはいきません。 保証人に迷惑をかけたくないから、連続赤字でも必死になって金策して延命措置を図ります。そして本業を忘れて、金策に明け暮れる毎日になり、最後には最悪の結果(債務が膨らんで倒産) を招きます。 馬鹿げていますが、これが日本の中小企業経営者の現状です。
これらを打破し、有能な起業家や有望な事業を育成しやすい環境を整えるには、連帯保証人制度そのものを撤廃することが必要不可欠です。
さらに言えば、最低資本金制度を撤廃する必要もあると思います。有限会社300万、株式会社1000万というのはあまりにも高すぎます。単純比較できませんが、アメリカでは100ドルもあれば会社が起こせるんですから。
どんなエリートでも、どんな有能な人物でも、事業を起こして一発で成功する人はごく少数です。 また、一発で成功しても、それが何年も続く人はほぼ皆無で、いずれはどん底を味わいます。 なぜなら、最初から成功したしまった人は、業績が下降した時やピンチの時に弱いからです。
実戦経験を積まなければ、いくら勉強しても、有能な経営者にはなれません。 何度も失敗を重ねて、やっと本物の経営者に近づいてゆくのです。 アメリカでは失敗者はチャレンジ精神旺盛な人、試行錯誤経験豊富な人として高く評価されますけど、日本はまだまだ失敗者に対して寛容ではありません。一度も失敗したことのない、薄っぺらい経営者がもてはやされています。
失敗を恐れず、果敢にチャレンジする人を日本でも増やすには、チャレンジしやすい環境を整える必要があります。 猫次郎さんのメルマガを読んで、それを激しく認識させられました。
私はまだ政治家のタマゴですが(いや、今はタマゴでさえもありません)、近い将来是非実現したいと思います。」 (以下略)
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